トレース台を使った偏光の展示 の変更点


#author("2024-03-09T14:24:51+09:00","default:masami","masami")
#author("2024-03-09T14:25:50+09:00","default:masami","masami")
*トレース台を使った偏光の展示 [#c0a5295b]
**トレース台を使った偏光の展示 [#jf4b85f6]
 別途、展示室用の偏光顕微鏡を自作したことを書いているが、その偏光顕微鏡の説明用のポスターを考えていたら、偏光シートを使った別の展示があった方がいいと思った。偏光シートに見学者が直接触れて、遊べるような展示。展示で使っている机が白っぽくないので、そこに偏光シートを置いてもよく見えない。そこでライトボックスのようなものを使ったらと思った。昔は中に蛍光灯が入ったライトボックスというのがあって、X線回折で露光したフィルムを見る時などに使っていたが、ちょっと調べたら今はトレース台が非常に安く手に入ることを知った。A4サイズで数千円くらいで手に入る。そこで、これを使ってみることにした。偏光シート2枚をクロス位置にして、その間に薄片を挟んで、点灯したトレース台の上に置くだけ。見学者が適当に触ってくれることを想定している。下の写真はA4サイズのトレース台に偏光シートをいくつか載っけた例。方解石もなぜか載っけている。複屈折の説明用に近くに置いてあったので。
#image(https://mkanzaki.sakura.ne.jp/images/lightplate.png,center,80%)
-上の写真では、薄片があまりよく見えていないが、近くで見ると下のようにきれいに色づいて見える。もちろんさらに拡大して見たいときは、隣の偏光顕微鏡に薄片を載せてもらう。
#image(https://mkanzaki.sakura.ne.jp/images/lightplate2.png,center,80%)
(2024/03/09)最近はさらにエアリースパイラル観察装置の光源としても使い始めた。

(2024/03/09)最近はさらにエアリースパイラル観察装置もトレース台に乗せて光源として使っている。